「とにかく情熱が溢れてるね。牛だかイヌだかわからないけれど、とにかく『いきもの』って感じがするね。」
帯にも沙弥郎が寄せたコメントがありますが、沙弥郎も愛し、コレクションしているメキシコのオアハカ州の木彫りの動物を紹介した本。
沙弥郎のコレクション、インタビューも掲載されています。
『オアハカの動物たち [VINTAGE OAXACAN WOOD CARVING]』
岩本慎史【著】/安彦幸枝【写真】
A5上製/160ページ/フルカラー
出版社 : 大福書林
発売日 : 2023/9/13
以下、出版社の紹介文より転機
「オアハカン・ウッド・カーヴィング 初期の色彩と造形
手工芸の宝庫といわれるメキシコ・オアハカ州。20世紀半ば、一人の男が作りはじめた木彫りの動物たちに、ミッドセンチュリーを代表するデザイナー、アレキサンダー・ジラードが早くから注目した。今ではメキシコを代表する工芸品となったオアハカン・ウッド・カーヴィングだが、初期のものはマチェテ(山刀)を使った粗い彫りと、釘で打ちつけただけの手足や尻尾、アニリン染料の味わい深い褪色など、なんとも言えずおおらかで、日本でも多くの作り手に愛された。本書では、濱田庄司・堀内誠一・柚木沙弥郎・柳宗理・山本教行らの蒐集品を含む130点の動物たちを紹介する。」