ひらがなの国で長らく「ぜつぼう」につかえてきた濁点が「きぼう」の濁点となるお話。
『ぜつぼうの濁点』
原田宗典・作 柚木沙弥郎・絵
サイズ: 265mm×215mm ページ数: 32ページ
い
てんてんの濁点が主人公。登場人物は平仮名たち。ユーモラスな設定の原田宗典さんのお話は世の中の真理もついた内容です。型染めで長年、文字なども表現することをしてきた沙弥郎の絵がまた愉快です。
お子さんだけではなく大人にもお勧めです。
戦争や災害、社会不安など孤独や「ぜつぼう」を感じる世の名ではありますが、「大きなおせわ」をやいて、「きぼう」のある未来となりますように。