










沙弥郎が72才の時に初めて挑んだ絵本デビュー作。
エスキモーに伝わる詩を大胆な色づかいと型染の技法を使ったダイナミックな描写で表現しています。長らく品切れの状態で幻の名作絵本でしたが、2022年に柚木の生誕100年記念出版として12年ぶりに復刊されました。
柚木沙弥郎:絵 金関寿夫:訳 2000年刊、発行:福音館書店
サイズ: 28×24cm 40ページ
(オリジナルは1994年 CRAFT SPACE わ より発行)
以下出版社 書籍紹介
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エスキモーの人々に伝わる一篇の詩をもとに生まれた、美しく、楽しく、そしてなんとも不思議な絵本。人と動物の区別がなかった大昔、みんなが同じことばをしゃべっていました。そのとき、ことばは、「魔法のことば」だったのです。ことばは、かつて霊的な魔力をもっていて、ことばを口に出して言うだけで、何かがおこりました。そんな、おおらかな生命力に満ちた世界が、シンプルで力強い絵と言葉で鮮やかに描かれています。